生活習慣病の一つ「糖尿病」について

糖尿病

生活習慣病の一つ「糖尿病」は、世界で6秒に1人の命を奪っています。 日本でも問題視されている糖尿病の現状は次の通りです。


●「糖尿病が強く疑われる者」、
 「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数

「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人と推計され、平成9年以降増加している。 また、「糖尿病の可能性を否定できない者」も約1,000 万人と推計され、平成9年以降増加していたが、平成19 年以降減少している。

●糖尿病の治療に関する状況

「糖尿病が強く疑われる者」のうち、現在治療を受けている者の割合は76.6%である。 男女別にみると男性で78.7%、女性で74.1%であり、男女とも有意に増加している。 性・年齢階級別にみると、40歳代男性では治療を受けている割合が他の年代よりも低い。

厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査」より

糖尿病の予防には早期発見・早期治療がカギとなります。

しかし、糖尿病の疑いがあると診断されても、糖尿病は痛みなどの自覚症状がみられないことが多く、ほったらかしにされることが多い病気です。

糖尿病を放置していませんか?

上記データからも、「糖尿病が強く疑われながらも治療を受けていない」と回答した割合は、特に男性の40代が最も高く、約5割が未受診または治療中断という状況です。

糖尿病を放置すると、自覚症状のないまま、合併症(失明、腎不全、神経障害など)や、心筋梗塞・脳梗塞を引き起こす可能性があります。

取り返しのつかない状況になってしまわないためにも、定期的な健診を受けましょう。

糖尿病は一生つきあっていかなければならない病気です。

早期に発見し、食事療法・運動療法・薬物療法で、糖尿病をコントロールするために、ご家族、そして春陽会中央病院の医師・看護師・栄養士と一緒に取り組みましょう。

ご家族、そして春陽会中央病院の医師・看護師・栄養士と一緒に取り組みましょう。

春陽会中央病院では、生活習慣病の予防のために「特定健診」を行っております。お気軽にお問合せください。

特定健診のご案内