脊柱変形(せきちゅうへんけい)-思春期脊柱変形(ししゅんきせきちゅうへんけい)・成人脊柱変形(せいじんせきちゅうへんけい)とは?

脊柱変形(思春期脊柱変形・成人脊柱変形)

成人脊柱変形の手術前と手術後

原因

背骨を横から見ると、自然と緩やかなS字カーブを描いています。

このカーブが大きく側方(左右)などにカーブしたり、ねじれたり、腰が後ろに曲がることで、バランスよく立てなかったり、正しい姿勢ができない病気です。

子どもの頃に進行する思春期側弯症と、高齢者に多い変性後側弯症に分けられます。

症状

思春期での痛みは僅かにしか感じませんが、思春期側弯症の場合、30度を越えての進行、変性後側弯症の場合は、腰曲がりや腰痛などのため日常生活に支障があると手術が必要になります。

治療

早めに対処でき、症状が軽い場合はコルセットなどの保存療法で治療します。しかし、腰痛や下肢痛、体幹バランスの悪化で日常生活に支障がある場合には手術が必要です。

手術

  • 矯正手術など

検査

脊柱変形(思春期脊柱変形、成人脊柱変形)の検査はレントゲンや診察をします。必要によってMRI検査が必要になります。